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組合活動における「損得」

日車協連青年部会の皆様、こんばんは!
悪いことをしていないというますます怪しくなる主張をしていた、金箱オールジャパンプロジェクトリーダーからバトンをいただきました、われらの副部会長、伊倉でございます。

今回のブログでホームページリニューアル後の幹事団バトンが3周目に突入しました♫
各幹事さんの考えや想いが伝わり、本当に勉強させていただいています。

私にとっては札幌全国大会後、初のブログになりますので、あらためてご参加いただいた皆様に御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。初のWEB開催となった全国大会が滞りなく終えることができたのも、北海道の皆様の入念な下準備があったからこそだと思っております。私たち3役は幹事団の想いを胸に、代表して札幌に入らせていただきましたが、その準備の丁寧さを目の当たりにして、その素晴らしさを肌で感じることができました。

そのような北海道の皆様ですが、昨日行われた設立総会にて、北海道全体の青年部会が統一され、北車協青年部として、新たな形で活動をしていくことになりました。菅原副部会長や広川北海道ブロック幹事をはじめとした北海道の皆様の今までの努力を想うと、それが形になった素晴らしい一日になったと思います。あらためておめでとうございます。

昨日の設立総会は、私もZOOMを通じて参加をさせていただきました。それは全国大会での経験が反映され、このコロナ禍の中でも、しっかり北海道の皆さまの勇姿を拝見することができました。そして、あらためて、札幌全国大会のテーマであった「矜持」、誇りを持つことの大切さを思い起こしましたし、なにより、目先の損得で動いているわけではなく、業界に必要な事を自分達の手で成し遂げていく姿を見せていただきました。

私は青年部会の活動に対して、部会員さん達が”損得”で考えることは間違いではないと思っています。限られた時間の中で、活動に参加する時間を、必死に努力して作っている訳ですから。では、青年部会の活動における損得ってなんでしょう?「自分自身が得をすること」「すぐに会社の利益になること」、正直、私自身も組合活動に参加した当初はそこを求めていたかもしれません。しかし、活動を進めていく中で、今は組合活動に求めることはそこではないと感じています。目先の損得ではなく、業界をより良いものにしていく活動を通して、将来的に自身や自社にとって、根本的な能力や生命力を養うことができる、それが日車協連青年部会の場における”得”だと考えています。損得という価値観は、自身の考え方や努力によって、”損”を”得”にすることができると思います。たくさんの先輩や同志からたくさんの教えをいただき、価値観の変化を自身にもたらすための、鍛錬の場、成長の場、それが私にとっての青年部会です。そんなことを北海道の皆様の姿を通してあらためて考えることができました。

組合活動を、そしてそこでいただいたお役目をどう捉えるのか、「すぐに利益にならない」「大変だ」「重たい」と思い続けるのであれば、そこでの経験はもしかすると”損”だと思えるものになるかもしれません。そこには自身が将来に向けて成長できる大きなチャンスがある、”得”なお役目をいただいていることをあらためて意識して活動することができたら、前向きなチャレンジをしていくことができるのではないでしょうか。そしてそんな”得”な意識の仲間たちが集い、ワクワクしながら前向きな議論ができる、日車協連青年部会をみんなで築いていけたらと思います。

次のブログはきっと、四国ブロック幹事というお役目を”得”だと思って活動いただいていて、その努力が近いうちに形になるであろう、浪越幹事にバトンタッチしたいと思います。