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プレゼンの技術は必要?7

新着情報 青年部会

2017.08.07


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
私の住む中国地方は台風が逸れて全くと言っていいほど影響はなかったのですが、四国や近畿地方の方は大丈夫でしょうか?引き続き警戒をしてください。
さて、今日もプレゼンの続きです。長いですね(汗)でも重要なことだと思っているので一人で多くの方に伝わればと思っています。
昨日書いたように今日は「メリット」の話をします。プレゼンを誰に何故するのかを考えれば、当たり前のことですが「聴き手にメリットがある」はずですよね。
【ここ重要】
ですが、この「聴き手にメリットがある」ということを伝えないまま終わっているプレゼンが非常に多いのです!!!
売りたいがための商品説明。教育と思って伝えているだけの叱責。やりたいことを言っているだけの企画発表などほとんどのケースで「喋り手にメリット」があるプレゼンになっているのです。無意識に。。。
例えば、商品説明の時などでは商品の特徴やスペック等を伝えるだけで、その商品を活用した結果どのようにお客様が良い状況になるのかを伝えていないようなケースです。
タイヤの販売に例えると、新商品のタイヤの特徴やスペックを伝えるばかり(最悪のケースは価格のみ)で、お客様が山に行くことが多ければ、山道を安全に登れるだとか、万が一のパンクがあっても安心だとか。
小さなお子様がいらっしゃるお客様であれば、ロードノイズが小さいのでお子様が寝てても大丈夫とか。。。
自分たちにメリットがあるわけではなく、聴き手にこそメリットがあることをしっかりと伝えなければ、プレゼンの目的を果たすことなど到底できないと思うのです。
では、特徴やスペックではなくメリットを伝えるにはどうすればよいか?
これもロープレが効果的ですが、実際にプレゼンをしてもらって聴き手に「それで?」と質問攻めにしてもらう練習をすると中身が見えてきます。
それで?それで?それで?と、問い詰めていくと本当に伝えたかったことや、相手に伝えるべきメリットがみえてくると思うのです。
これは一人でも出来ます。私はひとりで「それで?」を繰り返し、伝える意味が有るべき事柄か?相手にメリットが与えられる話か?と自問自答します。
今回書いたことは、プレゼンの核になることだと思っていますので、ぜひ何度か読み返していただき参考にしていただけたらと思います。