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シンガポールレポート②

新着情報 青年部会

2012.11.27




さてシンガポールレポート②はホンダの内製化工場です。
シンガポール市内から20分ほどの工業地帯の一角にあります。シンガポールでは土地の使用用途がしっかりしていて、どこでも工場を作って良いのではなくハッキリと商業地域、住居地域、工場地域などに分かれています。
それでは写真の説明から、
ボディーリペアアンドペイント入口(写真1枚目)
工場全景(写真2枚目)
修正機上の追突された車(写真3枚目)
塗料室(写真4枚目)
幹部の方々(写真5枚目)
今日の車(写真一番下)
工場はとても大きく、導線も考えられた設計でした。
修正機は床式のブラックホークとジグ型。
塗装ブースはSAIMA2基。
塗料は水性とバインダータイプの2種類。
管理は総合管理者、コントロールマネージャー、鈑金管理者、塗装管理者、発注管理者などが現場の方々の上にいて完全に組織だって運営されています。
入庫は国内のホンダディーラーからの仕事100%でホンダの並行輸入車などは受け入れていないそうです。
日本の内製化工場と比べても遜色ない設備と体制で運営されています。
また特筆するべきは、見ての通り作業環境にも大変配慮をされていますが、BPグランプリの採点基準にもあったように鈑金作業者でも防護用具をしっかりつけて作業をされていました。さすがです!
管理職の皆さんに、「日本に来たことがあるのか?」と聞くと「無い。」との返事でした。「それでは技術はどうやって習得しているのか?」と聞くと「技術者が来て教えてくれる。」との事でした。
次回は我々と同じくらいの町工場のレポートをします。