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コロナがあったから学んだこと

青年部会

2020.12.11

北海道ブロック幹事の北のプリンスこと広川です。

関東のシャンパン大王島内幹事からバトンを受け取りましたので、

ブログ担当させていただきます。

今回はフリーお題なので、フリーに書かせていただきます。

今年は突然の「別れ」にいくつも遭遇した。新型コロナウイルスによる

学校の臨時休校は2月下旬から断続的に続いた。お客様の中には外出自粛による経営難で閉店したお店もある。「今までありがとう」「さようなら」など

告げられないまま、多くの人が突然、大切な機会や人、ものを失った。

社会や経済、個人への影響は大きく、失ったものは計り知れない。

つらい現状に何かできることはないか?と思うが何かで代用できるものではない。しかし、「コロナがあったから学んだこと」もあった。

外出自粛の中、我が家の長男がモータースポーツが好きになり、テレビを見る機会が増えました。

先日、F1のマシンの音を聞いて、私も長男と共に3時間近く見てしまいました。

中でもピットストップ(レース中にピットインしてタイヤ交換などを行うこと)には注目でした。

驚いたことに、ピットストップでのタイヤ交換が2秒ぐらいで完了します。私が以前見ていたのは給油する間の7秒ぐらいでタイヤ交換するのが通常でした。

4本あるタイヤがたった2秒で交換できるのは凄いことです!

ピットクルーはトレーニングを受け、ドライバーと同様に本格的な準備を行っています。

一人一人の動きは緻密に計算されており、各クルーが自分の作業に注意を傾けることによって、一連の流れが出来上がるようになっています。

ドライバーの技術やマシンの性能に加えて、ピットストップは非常に重要なレースのカギを握ります。

そのため作業人員は昔の約2倍の15人ぐらいでタイヤ交換をしています。

ピットストップの高速化は人と技術のたゆまぬ進化で実現している。

ある意味、ピットクルーの一人一人が、ボルト1本の緩みが絶対にないよう、一瞬たりと気の抜けないピット作業においてリスク管理を徹底し、ドライバーの命を守らなければならない。

AIや自動化がどれだけ進化しても勝るものではない。

「ONE TEAM」という言葉があるように会社も組織も一つのチームとなって、どのような状況下でも、ピットクルーのように何事にも対応していくことができれば、我々の業界も勝ち残っていくことができるであろう。

次回はどのような状況下でもリスク管理ができている横岡相談役にバトンを引き継ぎます。