2018.05.14
【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
いつも面白い話をしてくださる部品商の社長さんがいらっしゃるんですが、その方の話が今日も面白かったので、シェアします。
幻冬舎という出版社の若き編集者である箕輪厚介さんの話だったのですが、この箕輪厚介さんは2015年に幻冬舎に入社してからたった数年で、幻冬舎の見城社長が「編集者の天才」と、彼のことを手放しで絶賛しているそうなんです。
というのも、出版不況といわれる現代でヒットを連発。そりゃ天才と言われても納得せざるを得ない結果を出しているのです。
その箕輪さん。
実は副業をしておりまして、その副業がまた大当たり。本業の編集業務を辞めても全然食べていけるレベルではなく、本業の何倍も副業で稼ぐ働きぶりなんです。
副業で何をやっているかは、皆さんGoogle先生に聞いてみてください(笑)
その箕輪さんが副業を始めたいと思った時に、幻冬舎の見城社長を説得する言葉が秀逸なんです。
「このままでは出版業界は危ういです。黒船が来ると思うと驚異だけど、その黒船に僕が乗っていたら幻冬舎として超良くないですか?」
どうでしょうか?ちょっと分かりにくいですかね(汗)
出版業界は以前厳しい業界と言われています。このままでは危ういと言われていて、その状況を江戸時代に黒船がやってきて日本が欧米の植民地にされてしまう驚異と例えているのです。
もし、その脅威である黒船に箕輪さんが乗っていたら幻冬舎は救われるわけです。救われるどころか別世界が見れるほどの力を持つかもしれませんよね。
黒船を驚異と思うのは誰しも同じ。でもその黒船に乗り込もうなんて思うのは過去を振り返っても吉田松陰くらいしかいないわけです。
我々の業界も、自動運転という黒船がやってくると言われています。やばいやばいと言って驚異におののいているのか、黒船に乗り込もうと思うのか。
それとも、黒船と上手くやっていく方法を見出しますか?