2018.09.13
【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
僕たちの業界には、技術的なことをしっかりと学ぼうとされる向上心の高い方が非常に多いです。
それは、この仕事が大好きだし誇りを持っておられるからだと思っています。
同じような修理はあっても、全く同じ修理というものはなく、非常に苦労の多い仕事で、尚且つ難易度も高い仕事だと思いますが、見事に復元される素晴らしい職人さんが全国にはたくさんいらっしゃいます。
僕の会社の職人さんもそうですが、自分が学び実践してきて培われたものには絶対の自信が有り、人それぞれ「自分なりのやり方」を持っていらっしゃると思います。
それは、今までの経験に裏打ちされた確たる自信。
逆にそうしたものが凝り固まってしまうと、新しいものを拒否したり否定したりしてしまいがちな傾向があるとも感じています。
もちろん、柔軟な頭でどんどんチャレンジされる方もたくさんいらっしゃいますが、経験に裏打ちされた確たる自信は意外と頑固で「どうせ役に立たない」という先入観が邪魔をしてしまうケースもあるように思うのです。
僕は技術的なことではなく「考え方」というもので、よくそうした失敗をします。
かくあるべき。
今までたくさん学んできた自信が邪魔をして、こういう時は、こうするべき。みたいな考え方が出来上がってしまっているのです。
そのイベントには行っても意味がない。聞いたことがある。知っている。それはきっとこういうことでしょ?
といった感じで、新たなものに対しての対応に敏感に行動することや受け入れることを拒否してしまうことがあるのです。
経験は学びに勝る。
であれば、どんどん行動を起こして積極的にチャレンジしたほうが良いと思います。新たな学びも取り入れ実践してみる。
新しい場所にも行ってみる。
新しい工法もどんどん試してみる。
経験によって培われたものが、新たな経験を邪魔してしまってはもったいないですよね。
どんどんいろんな経験をしていこうと思います!