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ダメ出しとヨイ出し。

新着情報 青年部会

2018.08.05


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
先日の広島への出張の帰りのことです。
夏休みに入り、新幹線も満員な状態でした。特に8両編成の「さくら」は満席になりやすかったのかもしれません。
仕方なく、数少ない空席に座ったのですが、通路を挟んだ右側は、小さな子ども(幼稚園生くらいかな)のいるご家族でした。
とっても可愛い男の子で、僕の方を何度も見てきては笑顔を見せてくれるので、多少うるさかったのも全然我慢できる状況でした。
ところが。
その男の子に対して、お母さんがずーーーーーーっと、あれもダメこれもダメと叱っています。
あぁ。。なんてダメな子なの。。と嘆くくらいの勢いでダメ出しをしているのを聴いていて、子供もお母さんも気の毒だなぁと感じました。
あまりに叱るので、そのうちに子供も泣き始めます。泣いたら泣いたで困った顔をするお母さん。
号泣する子供の泣き声に、車両の中にいる人たちは苦笑いです。
きっとお母さんは大変だと思います。
小さな子を抱えて旅行に行くのは大変だし、男の子は特になかなか言うことを聞かないかもしれません。
でもきっと、自立した大人になって欲しいと願っていると思いますし、自分で物事を考え判断できる人になって欲しいと願っていると思います。
なのに。ダメだダメだと言っていては「自分はダメなんだ」という洗脳をしているようなものです。
これは社員教育にも同じことが言えて、自主的に動くスタッフに育ってほしいと願いながら事細かく指示出しをしていたり、失敗に着目していては育つものも育ちません。
ダメなところも視点を変えれば長所になりえます。
甘やかすのと、視点を変えて接することは違います。ダメ出しを普段からしているなと思う人がいたら、ヨイ出しに変えてみてはいかがでしょうか?
欲しい結果は、やる気を出して自主的に動くスタッフに育つことですものね。
僕は普段あまり家にいないので、子育てのことをとやかく言える立場にないのですが(汗)
子供をコントロールしようとするのではなく、楽しく社会のルールを覚えさせることができたら(ヨイ出しをしながら)お母さんも笑顔で接することができるのかもしれないと思った出来事でした。