2012.11.26
青年部全国大会の興奮冷めやらぬ11月22日~25日まで、埼玉県商工会議所青年部連合会の事業でシンガポールに行ってまいりました。
今回の事業は零細企業の海外進出がテーマで、外務省・埼玉県にもご協力いただき中国のリスクを避ける情勢の中でアジア諸国、とりわけアジア経済の中心地であるシンガポールを視察するというのが目的です。実は本部団はもっと早くから出て近年急成長を遂げるハノイを視察していました。
そして私は外せない会議があり、2日遅れてシンガポールからの合流です。とはいっても本部団が到着していないのでアクゾノーベル様にお願いしてシンガポールの鈑金塗装工場を見学させていただきました。(この様子は次回書きますね)
まずはシンガポールエアーにて羽田空港から直行便にて。(写真一番上)
チャンギ空港では大きな大きなカカオ豆がお出迎えです。(写真2枚目・3枚目)
チャンギ空港から市内までは車で20分ほどですが途中の車中からみた市街地(写真4枚目)です。シンガポールフライヤーという観覧車の中にマリーナベイサンズが写っています。
今日のシンガポールの車(写真一番下)ホテルの車だと思います。私がチャーターした車ではありません。念のため…。
まずレポート①では予備知識としてシンガポールについて少し書きます。
人口 531万人
内 約4割弱が外国人
日本人 2.6万人
GDP 400万円/一人(日本とほぼ同じ)
持ち家率 80%後半(日本は62%)
法人税率 11~12%(日本は40%)
国の印象は、治安が良い、みんな親切、国際色豊か、活気がある、日本のバブル期のよう。といっても青年部の皆さんはバブルを知らない方も多いかもしれませんね。
間違いなく言えるのは、日本は完全に置いて行かれているという事です。
内輪の論理や内輪のできない理由を並べている間に、加速を増している世界に於いてはどんどん遅れていってしまうのかもしれません。
我が業界とて同じこと。
社会が加速しながら変化する中で、自分たちのスピードに合わせていたのではどんどんおいて行かれる一方で、地位の向上なんてありえません。
世の中では、社会的地位や経済的地位をあげていくために必死で先を読み対応しようとしているのです。
出来ない理由を並べていては、今よりも良い明日を創るのは不可能なのです。日本も我が業界も…。
今回のシンガポール訪問では、自分たちの立っている場所を実感できた気がします。現状認識は重要ですね。