2012.01.25
本日は、とある旅館の幹部研修会に講師として出席してまいりました。
この旅館はとある温泉にあり、大型客も個人客も対応できる素晴らしい旅館なのですが、更なるお客様への満足の提供のために定期的にこのような勉強会を行っているようです。
その中で今回は色々な団体に属し、色々な旅館に行っているだろうという私が旅館に行く側の立場として、お客様目線の旅館とは、選ばれる旅館とは、そうなるためにはどうしたらよいかと言うお話をさせていただきました。
このような勉強に時間やお金をかけるという考えのある旅館さんだけあって、幹部の皆様も非常に前向きな方々であり、様々な問題認識も持っておられました。
私は業界内外で常にお話しさせていただいている、的確な現状認識と明確なビジョンの共有、そして実現可能な具体的手法の選択という話をさせていただきました。
話をさせていただく中では、当社でも、当組合でもまだまだだと思う所も多かったのですが、そこは講師という顔をしてやらせていただきました。
どの会社や組織でも、現状認識は割とたやすいのですが、明確なビジョンの共有となると難しいし、そのビジョンに向けての手法を編み出すというのはもっと難しいものです。
しかし、私はみんなでやろう。という気持ちがあればできなくはない事だと考えています。だから理論や理屈も大事ですが、その根本として志が必要なのだと考えています。
志が無いと、問題にぶち当たったときに負けたり、諦めたりと言う事になってしまうからです。
また今度この旅館に泊まりに行こうと思います。そして我が業界にも、もっともっと志を創る運動を展開したいと思いました。