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迷子になったとき。

新着情報 青年部会

2019.02.13


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今日は研修を受けるために、富士山の麓に向かっています。山口から飛行機で羽田に飛んで、そこからモノレールで浜松町。東京駅まで電車で移動して、中央線に乗り換えて(イマココ)山梨の大月駅へ。大月駅からレンタカーで山中湖まで向かいます。
そこまでして受ける価値のある研修だと思っています。
当然会社を留守にするわけですから、持って帰る価値あるものを身につけなければ留守を任せている仲間に会わせる顔がありません。
最善を尽くそうと思います。
話は全然変わりますが、何となく道中で僕が昔よく迷子になっていたことを思い出したので、その時のことを書いてみようと思います。
幼い頃、僕は好奇心が非常に旺盛でお店に入ると両親の言うことを聞かず、目新しいものたちに夢中になっていました。おもちゃなどの限らず、なんでもかんでもです。
夢中になると、他のことが目に入らず、周囲の人の声も聞こえなくなるらしく、気づくといつのまにかひとりぼっち。
あら、大変。
ということがよくありました。
迷子のアナウンスも何度もされたことあります。そんな時にいつも迷子のお知らせを聞いて迎えに来てくれたのは父親でした。
「全くお前は困ったやつだなぁ」という言葉を発せずとも表情で伝えてくる、父親の困ってるけど笑ってる顔が忘れられません。
今になって思い返してみると、なんて暖かい時間だったんだろうと思います。
創業者である父は、いつも自信満々で力強い人でした。めちゃくちゃ怖かったけど、その怖さも自慢するくらいでしたから、その当時の僕にとって自慢の父だったのだと思います。
そんな父も歳をとりました。
今度はこちらが支える側です。
今、研修に向かう最中も大丈夫かな、元気にしてるかなと心配になったりします。
僕がこうして頑張っていられるのは、幼い時期のあの暖かい時間と困ったような笑顔があったからだと思っています。
僕の娘には、僕はどのように見えているのでしょうか。
やがて、娘が幼い時期を思い返した時に、暖かい時間だったなぁと思い出してもらえるような存在であれたらと願います。
その為にも。
暖かい時間をくれた両親の為にも。
留守を任せている仲間の為にも。
業界の未来の為にも。
がんばらねばです。
それが僕の願う幸せのカタチですから。