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BOYS BE AMBITIOUS

新着情報 青年部会

2012.05.02


札幌公式訪問の翌日は梅村幹事のご家族に札幌周辺をご案内いただきました。
石狩川河口では雄大な北海道を感じさせていただき、海の幸をいただきました。
その後、さっぽろ羊ヶ丘展望台のクラーク像を見に行きました。写真のようにクラーク博士は、ひょろっとしていて手が長かったです。
このクラーク博士の事を帰ってきて少し調べてみました。
クラーク博士は、日本政府の熱烈な要請を受け、マサチューセッツ農科大学の1年間の休暇を利用して1876年(明治9年)7月に札幌農学校に赴任しました。クラーク博士の立場は教頭で、名目上は別に校長がいたが、クラークの職名は英語では President と表記することが許可され、殆ど実質的にはクラークが校内の全てを取り仕切っていた。そして8ヶ月の札幌滞在の後、翌年の1877年5月に離日しました。
僅か8ヶ月しか日本に滞在しなかった方がこれほど有名なのかと改めてビックリしました。そして「BOYS BE AMBITIOUS」は、よく知られていますが、これは札幌農学校1期生との別れの際にクラークが発したものとされているそうです。
「BOYS BE AMBITIOUS」は「少年よ、大志を抱け」と訳されるが、卒業生に贈ったものなら「青年よ」の方が適当ではないかと思います。
そして青年とすれば、我ら青年部にも贈られていると思うのです。(勝手に。)また「青年よ、金、利己、はかなき名声を求むるの野心を燃やすことなく、人間の本分をなすべく大望を抱け」とも述べたという説があるそうです。
志高い先輩の魂を疎かにしてはいけないと感じます。