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昨日、安倍首相はＴＰＰ交渉参加を表明しました。
このＴＰＰ交渉の参加ですが、現在日本社会の中では賛否が別れています。
この状況を踏まえて、私のＴＰＰ交渉の参加についての意見を書かせて頂きたいと思います。
私は今回のＴＰＰ交渉の参加ですが、数年前の大店舗法が出来た時と似ていると感じています。
この大店舗法は、社会の変化、消費者のニーズ、他国からの要求により成立したのだと思います。
今回のＴＰＰも同様で、国際社会の変化、物をより安く買いたいという消費者ニーズは無視できないものと考えます。
大店舗法施行後のまちは、個人店が厳しくなったのと同時に、店舗が集約した事により消費者の利便性が上がったのも事実です。そしてその背後には外国の大店舗が日本の市場を狙ったものであったのも事実でしょう。
つまり今回のＴＰＰ交渉への参加は、国際社会のニーズや力関係の中で避けては通れないところであると思います。
仮に参加しないとすると、理由はさておき自分自身を変えず変化に対応しないで不平不満だけを言うのであれば、まわりは取引が活発化し、わが国はやがて衰退して行くと思います。
ですから早く交渉に参加して、自国にマイナスとなる要素を無くしていく努力をするべきだと思います。
そして我が業界も同じで、社会の変化に気がつかず自分自身を変えず、不平不満を並べている事もあると思います。その結果が今の社会的地位です。
甘んじて世の流れを受け入れながら、その中で進める、進んでいける事が現実的かつ正しいと考えています。