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超小型モビリティの車両区分を検討へ

新着情報 青年部会

2012.06.05


昨日、国土交通省から軽自動車よりさらに小さくコンパクトで、ミニカー(原付1種の4輪車)より性能が高い超小型モビリティ(超小型車)のガイドラインが発表されました。
超小型モビリティは、低炭素社会に適応する電動車で、高齢者や子育て、観光などを用途とした手軽な交通手段としての役割を担っていくことを目的とし、次の3点をニーズのガイドラインとしてあげた。
・乗車定員1人~2人
・一定の荷物を積むことができる
・手頃な価格と維持費
国土交通省では、最終的に超小型モビリティを道路運送車両法の中の車両に位置付けたい考えのようですが、実現すれば半世紀ぶりの新しい車両区分の登場となります。
現存するのは、原付1種の基準に合わせたトヨタ車体の『COMS(コムス)』(写真)があるほか、コンセプトカーでは、スズキの『Q-CONCEPT』、ダイハツの『PICO(ピコ)』、ホンダの『マイクロコミューターコンセプト』、日産の『ニューモビリティコンセプト』などです。
集中と選択、ダウンサイジングなどの言葉も出ていますが、我々も社会の変化に合わせて様々な変化に対応していかなければならないと改めて感じています。