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百の善行と、ひとつの悪行

新着情報 青年部会

2018.11.01


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
人が感じる印象というものはいい加減なもので、善い行いを一日に百回している人でも、ひとつの悪行を知ってしまうと、「悪い人」という印象になりがちです。
例えば。
僕たちの会社では四年以上、会社の近隣を清掃する活動を続けています。今でこそ少しは認知してもらえていると思っていますが、最初の頃は何してんだこんなところで?
と、不思議そうに見られたものです。
それと比べて、数年前のことですが入社したての社員が会社のロゴの入った車を運転中に車内からタバコを投げ捨てたところ、すぐに会社の電話が鳴り怒鳴りつけられました。
確かにタバコのポイ捨ては許されることではないので、連絡していただいたことに関して感謝すべきことですし、ポイ捨てした社員さんには厳しく指導しました。
こうした結果を見てみても、善行というものは人の記憶に残りにくく(人命救助のような特定の人物に特化したものは置いておいて)悪行は記憶に残りやすいどころか行動に直結してきます。(黙っていられないので電話をするとか噂を流すなど)
人は他者の悪いところを感じるセンサーが敏感なんだと思います。
あんなことを言っていた、こんな表情をしていたとマイナスの面を見つけるのが得意です。
ひとつの悪行が犯罪や他者に迷惑をかけるものであってはいけないと思いますが、そうではない場合は悪行に着目するのではなく、百の善行に着目して良好な関係を構築していったほうが楽しい人生になるはずです。
日常に埋もれている、周囲の善行に感謝できれば、きっと笑顔があふれる職場になるでしょうね!