新着情報

懐石料理屋にて

新着情報 青年部会

2012.08.07



昨日はとある懐石料理のお店で、金融関係の会社の皆様と後輩とで打ち合わせを行いました。
そもそも懐石料理とは…
字の通り、ふところに石を抱いてほのかなぬくもりを肌に感じ、いっときの空腹をしのぐという戒律の厳しい禅の言葉からきています。
それが茶の言葉となって、茶事のおり客人に茶を立ててもてなす際に、 茶席で出すごく軽い料理を懐石料理と呼ぶようになりました。
懐石には茶道の精神から、料理にはもてなしの心を最高に発揮するように細かい心くばりの約束があります。四季折々の旬の材料だけで献立を作り、材料の持つ色、形、香り、味を重んじて、これを素直に生かす。そして切れ端までけっして粗末に扱わない簡素な心を守る態度、 季節の寒暖にかかわらず、温かい料理はあくまでも温かく、冷たいものは、それを盛る器まで十分に冷たくして供するなどのきくばりもあります。
懐石料理と聞くと格式ばった料理に思えますが、こうした心がまえ、客人をもてなす心くばりを大切にした料理です。もてなす心くばりを念頭に、先人の築いた伝統を守りつつ創意工夫の精神をもっているとの事です。
我が業界に通じる部分が多いと思います。最高のものを感じ、吸収し、自分に活かす。普段生活する中で「これでいいや。」って事や物は多いかもしれませんが、私はなるべく最高のものに触れるように心がけています。
だって、最高の人間、最高の会社、最高の業界にしたいですからね。