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加減乗除の経営手法4

新着情報 青年部会

2018.12.07


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
急に冷え込んできた山口からお送りしております。寒さに弱いので冷え込んでくると仕事が進みません。
この程度で寒いとか言っていたら東北や北海道の方々に怒られてしまいそうですが、山口でも雪がちらつく予報だそうで、タイヤ交換の依頼が増えております。
年末に向けて慌ただしくなりますが、そんな時こそ確認作業を怠らず安全・安心をお届けしてまいりましょう。
さて、今日は「加減乗除の経営手法」の割り算的思考です。割り算で何が経営の役に立つのか、あまりイメージしにくいところだと思いますが、意外と役立ちます。
割り算「的思考」というところがミソです。
例えば、社内で問題が起きたとします。品質の問題でも人的問題でもかまいません。
その問題を大きく見ると、対処の仕方がよくわからないこともあるかもしれませんが、割り算思考で問題を細分化してみると、意外と単純なところに問題があることがわかるのです。
すなわち、問題の洗い出しに使える考え方だということです。あまり問題にフォーカスしすぎるのも犯人探しのようになって良くないことですが、考え方の一つとして知っておくと良いと思います。
あとは、単純に平均客単価や平均作業時間など、平均値を出すときも割り算を使いますよね。
この時に、割る数字を間違えると答えが大きく変わるので気をつけるのは当然ですが、割る数字が違うのに、同じような経営指標にしようとすると、間違った方向に行くことがあるので要注意です。
たとえば、作業者を評価するときに1人当たりの売上を作業時間で割るのか、作業台数で割るのかで考えると、わかりやすいかもしれません。
台数で評価しようとしても、大破が多ければ台数は伸びませんし、小破が多ければ台数は自然と増えます。
作業時間で割れば、時間当たりの効率が分かります。
同じ割り算でも、出てくる答えが違うのに、同じように評価の基準にしようとしても意味がないこともあるということです。
あとは、作業進捗率などをあらわすにも割り算思考は役立ちます。何パーセント完了とか共有できていれば、段取りも組みやすいかもしれませんね。
このように小学生の時に習った、足し算・引き算・掛け算・割り算も考え方によっては、経営や自分の目標達成のための柱にすることも出来ます。
戦略構築をしていくうえで、ぜひ参考にしてみてください!