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いやー、土曜の夜中からひどい頭痛に苛まれて、やっと動けるようになりました。今年は前半飛ばしすぎましたかね。
さて先週末の土曜日、地元で後輩が企画した、きむらまさこ氏講演会に行ってまいりました。
きむらまさこ氏と聞いてピンと来る方は、かなりのスマップ好きですね。そう木村拓哉さんのお母さんです。
きむらまさこ氏講演会は、「いただきます。」や「ありがとう。」など日本古来から伝わる言葉の意味を知り、伝えて行こうという素晴らしいものでしたが、この講演会に向けてのドラマを紹介します。
木曜日午後
私：「おうＪ君、明日担当する講演会だったよね。チケットはどうすればいいの？」
Ｊ君：「先輩、すっかり忘れていました。明日午前中お届けに参ります。」
金曜日午前中
Ｊ君：「先輩すいませんでした。チケットお持ちしました。」
私：「今回の会場は、深谷市文化会館大ホールで確か収容人員は１２００名くらいだったよね。チケット売りきったの？」
Ｊ君：「実は自分が１００枚ちょっと持ってて、委員会メンバーも合わせて１００枚持っちゃってる状況です。」
私：「だって明日だろ！売り切れないんじゃない！？」
Ｊ君「はぁ」
私：「Ｊ君がもっている分をいま売っちゃおう。そしてこれからは委員会メンバーの分をお前が売ってやれ。とりあえず俺が５０枚買うから、あと５０枚は先輩たちに電話して売ろう。」
私：電話しまくる。
私：「よしノルマ達成。明日頑張れよ。」
Ｊ君：「ありがとうございます。」
土曜日午前中
私：「Ｊ君、昨日確かＹ先輩のところに今日行くって言ってたよね。」
Ｊ君：「はい。１０時３０分に伺う事でアポイントとってあります。」
私：「じゃ、お前面識ないだろうから一緒に行こう。」
Ｙ先輩のところに行く車中
私：「Ｊ君、ここの所仕事にならないだろう？」
Ｊ君：「は全く仕事にならなく、昨晩はオヤジにこっぴどく叱られまして、けんかになりました。」
私：「自分だって、こういう事をやってた時は仕事を置いてまでやってたのにな。」
Ｊ君：「ですよねー。」
こんな状況があり開演した・・・
会場を見ると、Ｊ君のお父さんがいるではありませんか！
息子と昨晩こっぴどいけんかをしたにもかかわらず、息子の創り上げた事業を見に来ているオヤジってスゲーなぁと思い胸が熱くなりました。
我が業界の全国のオヤジも、こんなオヤジであってほしいと思いました。息子は息子の世界があって、息子には息子の仲間がいて、息子がその中で判断して、今やるべきことをやっている。
口が悪くても、苦言を呈しても、いつも応援し、息子の成長や仲間に支えられている姿を見て、微笑んでいるＪ君のオヤジを見てかっこいいと思いました。
その後、Ｊ君のオヤジは閉会を前に会場を後にしました…