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業界の価値~車体整備業の価値向上~

青年部会

2020.09.25

皆さんこんにちわ。東北ブロック幹事、宮城車協青年部会の遠藤です。

横岡相談役よりバトンを受け書かせていただきます。宜しくお願いします。

所属するボトムアッププロジェクト(BUP)のブログテーマは『業界の価値』です。非常に難しいテーマで捉え方が色々ある『価値』と言う言葉をどう考えるか、既に島内リーダーと浪越幹事が同じテーマで書いているので内容がかぶってしまうところがありますが、私なりに表してみたいと思います。

 

お客様とお話をしている際に「遠藤さんの(鈑金塗装)工場といわゆる他の整備工場はどこがどう違うの?」と聞かれる事があります。私は、「病院で言えば鈑金塗装は外科、一般整備は内科です」と答えるとお客様はそれで理解してくれます。

 

病院と我々の工場では実際に直す対象は違いますし、その手法も変わりますが、不具合や外観、機能を回復させると言う意味で、整備士は医師と同等の価値がある仕事をしていると思います。板金や塗装の技術は特にそれに匹敵、もしくはそれ以上の技術と言えるところもあるはずです。誰にでも出来る、一朝一夕で身につく技術ではありません。先日のコロナによる休業要請が全国に出された際も、我々の業界には要請が出ませんでした。必要だからあの様な緊急時でも休みを促すことが出来ないのです。

 

そう言う観点から見ると、我々の業界業務の社会貢献度から言っても社会的価値はもっともっと高くあって良いはずです。

 

いまの価値に付加価値を付けてより高い価値を作る。何も変わらずに時を待っても価値が上がるわけはありません。変わらず高みを求めるのでは無く、皆でさらに業界全体の価値の底上げをしながら質を上げ、高みを目指すべきと思います。そこにBUPの活動が繋がると思い活動をしております。

 

誰でも良い、技術さえあれば良い技術者では無く、しっかり資格を持って業務にあたる技術者が揃う業界であり、

事業所として設備あり工場資格もしっかり備えたうえで、整った福利厚生、様々な制度をもって社員さんと雇用契約を結び運営する業界であること、

で更なる価値ある車体整備業界の基盤が作れると思っております。そんな資格取得や環境整備をBUPは唱えて活動しております。

 

また全国大会は業界の価値を感じる象徴的な場だと思います。同じ想い、立場、業界の方々が集まり情報共有、研鑽、繋がりを持つ場です。この業界があってこの団体が存在し、そして共に業界の価値を上げるために互いに磨き合う、そんな場になるはずです。今回は初のWeb開催となりますが、その開催趣旨からも得られるものは例年と変わらないはずです。是非例年同様の価値を感じていただければと思います。テーマから外れた部分があったかも知れませんが最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

次のブログは、ブタの絵画がトレードマーク、古田監事にバトンを送ります。宜しくお願いします!