2011.08.25
先日ブログにも書かせていただいた、埼車協青年部歴代部会長会議の中で萩原歴代が「我が業界の人たちは本を読まな過ぎる。他流試合もしてこなかった経験不足の輩が多いのだから、せめて本をもっと読むべきだ。」とおっしゃっていました。大手生命保険会社で揉まれてきた男の言う事は重みがあります。
わたしも、様々な所へ出掛ける電車の中で、なるべく本を読むようにしています。いま読んでいるのが「大人の流儀」故夏目雅子さんの旦那さんの伊集院静氏の著書です。
世の中が、損か得かだけで動くような、世知辛い風潮の世の中になってきたと感じている私が、伊集院氏がどんな大人を描いているか興味を感じ買ったものです。
その中の2つを紹介します。
父は事業をやり遂げ、社員と共に働き、成長することが大人の男の仕事であると信じていた。この頃、つくづく父の考えが正しいと思える。
様々なものを背負い、未来を見つめ、現場の戦いを指揮し、荒波を乗り越えなくてはならぬ経営者は大変だろう。会議は問題点を発見できるが解決法はまず示せない。解決するのは一人ないし数人であろう。孤独だな。社長さんは。
若いという事は打算ができない点に魅力がある。大人たちが笑う事でも命懸けで進んでいく方が、人生は案外と充実している気がする。
皆さんはいかが捉えられたでしょうか?
私は経営者の集まりである組合の可能性、そして青年部の責務を感じました。
組合(協会)設立当初の先輩たちのように・・・。